あたしの旦那は執事さん!?
よく話し合った昨日の次の日になった。
「おはよー♪ママ、行ってきます☆陽太君行こっ☆」
あたしは、今日から絶対に陽太と2人で登校しなくてはいけなくなった。
「萌花チャン、生きましょう!」
いつもの通学路も、どんな形でも、好きな人と登校するのはとても、楽しかった。
「萌花?あー!!笹本君じゃん!萌花すごーいっ!!良かったね♪」
あたしに話し掛けてきたのは、後ろを確認しなくても分かる。
「優月ー!!ぅん!チョー楽しいよ♪優月、一緒に教室までいこっ☆」
「いいの?まあ、行くケドね(笑)」
あたしは、陽太にバイバイして2人で歩き始めた。

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