あたしの旦那は執事さん!?
そんな中、一週間はすぐに過ぎていって、あたしは、学校を辞めた。そして、今はおじいちゃん家に住み移る準備をしていた。
ズキンっ…。
「ったぁー。」
さっきからお腹が痛い。
ズキズキっ…!!ズキンっ…!! バタンっ…!!
あたしは、お腹を抱えて床に倒れ込んだ。
「お母さんっ…!!助けて…?」
頑張って声を出すけど、ドアや窓は締め切っていて、近くに来ないと音は漏れない。
赤ちゃんが死んじゃうよ…。助けてっ!! 心では思っていても、言葉に出来ない。あたしはそのまま、気を失った。
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