マジカル☆ジュエルス
一方、ここは名もなき基地。
オニキスはドシンドシンと
大きな音を立てながら帰ってきた。
「やられたようだな」
コハクは言う。
「仲間が増えた」
「増えた?」
「しかもかなり知能能力がいいやつだ。
俺様なら絶対あいつらを
倒せるはずだったのに…!」
「そんなに凄い奴らなんですか?」
奥でひたすら髪をとかし続けている
アンドリューが出てきた。
「なら次は私が行きます。
私なら奴らをノックアウトできるでしょう」
「信用していいのか?」
「コハクはガキだから
偉そうにしないでくださる?」
「……」
「じゃあお前に任せたアンドリュー」
「もちろんですよオニキス。
私の力をあいつらに見せつけてあげます」
続く。