《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
けど……そんなに時間
かかることなの?



「あぁ、なんなら外泊する
って言っちゃった方がいいかな。

もしかしたら、朝までだから」



「はっ!?」



さすがにそのセリフは
穏やかに聞き流せなかった。



朝までってナニ!?


今から一体何しようってのよ!?



「つ、次は何なんですか……?」



かすれる声で聞いた
あたしに、玲斗は冷たい
のに魅惑的な声で答える。



「特別レッスン。

恋人役を務める陽菜には
トーゼン必要だと思って、
わざわざセッティングして
あげるんだ。

感謝しなよ?」





     ☆☆☆☆☆



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