《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
「何でもない、閉めといて。
……どう? 次の撮影日の
調整はつきそう?」
尋ねると、映紀はドアを
静かに閉めながら、
「たぶん大丈夫。
また明日連絡が来るだろうけど」
「そう、わかった」
「それじゃあ、今日はもう
帰ろうか?
明日も朝早いし……」
映紀の提案に、玲斗は
黙ってしばらく考え込む。
そして顔をあげると、
「ホテルの方に行ってくれ」
今夜は自宅に帰る気がしない。
_
……どう? 次の撮影日の
調整はつきそう?」
尋ねると、映紀はドアを
静かに閉めながら、
「たぶん大丈夫。
また明日連絡が来るだろうけど」
「そう、わかった」
「それじゃあ、今日はもう
帰ろうか?
明日も朝早いし……」
映紀の提案に、玲斗は
黙ってしばらく考え込む。
そして顔をあげると、
「ホテルの方に行ってくれ」
今夜は自宅に帰る気がしない。
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