《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
「よーし、それじゃあ本番
行こうか!」
監督の声を合図に、
流れてた曲はプツッと途切れた。
あたしは頭の中でその
続きを繰り返しながら、
静かに立ち上がる。
最初にセットにあがる玲斗。
すぐ後からそれを追い
かけるあたし。
「気合い入れていこー!」
監督の大声は不思議ともう
あんまり耳に入らなかった。
……あたしと玲斗の立ち
位置は1メートルほどの距離。
そこから玲斗を見つめ
ながら、あたしの心臓は
少しずつ速度を増してる。
_
行こうか!」
監督の声を合図に、
流れてた曲はプツッと途切れた。
あたしは頭の中でその
続きを繰り返しながら、
静かに立ち上がる。
最初にセットにあがる玲斗。
すぐ後からそれを追い
かけるあたし。
「気合い入れていこー!」
監督の大声は不思議ともう
あんまり耳に入らなかった。
……あたしと玲斗の立ち
位置は1メートルほどの距離。
そこから玲斗を見つめ
ながら、あたしの心臓は
少しずつ速度を増してる。
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