《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
すると優花はつまらな
そうに唇をとがらせて、



「なぁーんだ。

久々に一緒にどっか寄って
帰ろって誘おうかと思った
のに〜」



「え? なんだそーだったの?」



そーゆーことなら先に
言ってくれればいいのに。



「別にいいわよ。
こんなの絶対今しなきゃ
いけないわけじゃないし」



あくまで、一応。


それにさっきまでずっと
読んでたから、けっこう
頭に入ったしね。



「そう?

んじゃ行こうよ☆」



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