《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
「着きました」
ビックリしてるうちにそう
言われて、あたしはハッと
して周りを見回した。
すっかり人の少なくなった
ジミな通りで、周囲には
いくつかの小さめのビル。
その中のひとつである目の
前のビルには、たしかに
製作会社っぽい社名が
書かれてる。
本間さんは相変わらず
なんの説明もなく入口に
進んでって、あたしは
戸惑いつつ後を追った。
「あ、あの。
こんな所であたしは何を……」
_
ビックリしてるうちにそう
言われて、あたしはハッと
して周りを見回した。
すっかり人の少なくなった
ジミな通りで、周囲には
いくつかの小さめのビル。
その中のひとつである目の
前のビルには、たしかに
製作会社っぽい社名が
書かれてる。
本間さんは相変わらず
なんの説明もなく入口に
進んでって、あたしは
戸惑いつつ後を追った。
「あ、あの。
こんな所であたしは何を……」
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