一番大切な何かをさがしたい


痛い・・・・・いたい


なんで?


・・・・失敗した


私は痛さに負けて目を開けた


「気づきましたか?」

・・・誰だよ

「・・・・」



「わたくし、この家の執事で慧(ケイ)と申します」


執事ですか


どうでもいいです


「お水をのみますか?」


そう言って水を差しだす執事くん


いらねーよ


「いらないから、それと服どーしたの」


そう私は今自分の服を着ていないのだ



「こちらにあります」


「そう」


わたしは立ち上がって服をとりに行こうとした



が・・・



「まだ寝ててください」



と言ってベッドから出してもらえない




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