~恋をすれば~
2人でふざけてみる。
が…
「別にいいぞ。俺は1人で帰っても。またさらわれそうになったらどうすんだ??美嘉だけじゃ勝てねぇかもな」
こいつは脅しまでも覚えてきたか…。
でも万が一、桜子に何かあったら…。
「桜子、輝と帰ろっか。私は桜子が大事だし」
「分かったぁ。ひーくんと美嘉と3人で帰る!!」
「よし決まり。美嘉、物分かりいいじゃん。さすが」
????
さすがってどういう意味だ…。
意味不明なんですけど。
ま、いっか。
「そういえば、何で輝は帰ってきたの??」
桜子も同じ事を考えてたのか、私の言葉にうなずいた。
「2人ともまだ知らねぇの??へぇ。まぁ帰ったら聞かされると思うぜ??」
曖昧な答え…。
「何、ひーくんから聞いちゃいけない話なの??」
桜子の得意技出ました!!
って思ったら、
「そうだなぁ、俺から聞かない方がいい気はするけど。どうしても聞きたいんなら教える」