~恋をすれば~
位、下がった系??
と思ってたら…
「常務に昇進したんだ…」
ん??
常務??
昇進??
それって…それって…
「嬉しいニュース…??」
「あぁ、そう言うことになる」
「え!?ウソでしょ!?」
「ウソじゃない。お父さんも信じらんないんだ。ちなみに桜子ちゃんのお父さんも、輝くんのお父さんもな」
ありえない…。
3人そろって…昇進??
「だから、みんなで昇進祝いをしようと思って」
お母さんが笑顔で言う。
「それで輝、戻ってきたんだ…」
やけに納得する私。
ってことは…
「ちょっと桜子の所に行ってくる」
走って桜子の所まで行く。
「桜子!!」
家の外には、桜子と輝が出てきていた。
それから…
「よっ、美嘉。久しぶり」
「えっ…えっ…。隼人…お兄…ちゃん…??」
「おぅ。元気そうだな、美嘉」
そこに立っていたのは、輝の兄、桜井隼人だった。