~恋をすれば~


まぁ、あの顔で彼女がいないわけないけどな。

俺も、自分で言うのはなんだけど、一応モテる。

でも、美嘉にかなう女は1人もいない。

美嘉は最強だ。

でも、美嘉には自覚がない。

なんせ鈍感だからな、アイツは。

だからアピールしても全然気づかない。

もう慣れたけどな。

まぁ、これからゆっくり頑張っていけばいいか。

この先長いからな。


ー美嘉ー

輝、どうしたんだろう。

さっきからボーッとして…。

「輝??ひかるー??」

「…?!お、おう…わりぃ」

「??何が悪いの??意味分かんない。魂抜けてたけど大丈夫??」

「お、おぅ。だ、大丈夫(ちけぇ…)」

「ならいいけど。それより、今何時??」

早く帰った方がいいよね。

「今かぁ??えーっと今は…8時だな」

「8時か…。まだそんなに早いんだ」

思ってたより時間が早くてビックリした。



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