NIGHT MOON
「突然来ちゃってごめんなさい」



「体調は大丈夫か?昨日から変だったし」



「あのね…」



「どうしたんだ?」



「えっと…」



「だからどうした?」



何も言わないまま
朱里は夜月に寄りかかる。



「朱里?」



「………出来てたって……」



「え?」



「病院行って来たの」



「まさか……」



「うん…」



「本当か?そっか……」



二人は笑顔で抱き合った。










END
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