キミの消しゴム


あたしは眠りにつこうと、顔を伏せた。


ガシャ


鈍い音が教室中に響いた。
クラスのみんながあたしに注目して、先生も驚いてこちらを見ている。


音のした方を見ると、あたしの筆箱が無惨な姿で逆さまに落ちていた。


伏せる時に肘が当たったらしい。



終わった・・・






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