声のないamor
すごく驚いた。


これまでに、わかった人なんて、いないもの。
というかそれ以前に人前でこんなもの歌ったことない


だって、空気の音なんてきいたっておもしろくないでしょう?










でも、上崎空は、隣に座ってつぶやいた

「続き、歌えよ」





私は一瞬、空を仰ぎ、また歌いだした…
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