声のないamor
目の前にしゃがんで、肩を叩いてみた


「んン…」

すこし眉間にしわを寄せて、目をかすかに開けた


…かと思ったら上半身をこっちにぐっと向けて、起き上がろうとした
私がいることには気づいてないみたい

『っわ…!』



どすん。


私が下で、上崎空が上。
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