声のないamor

「ついたぞ」


私はそっと背中から顔を離す

そこは海岸だった…

キラキラと輝く水面



『綺麗ね…』


彼は微笑んでいる私の顔を少し覗き込むと、
にっこり微笑み、

「綺麗だな。」
と言った






無口な彼は言葉は少なくても安心させてくれる

目にみえない何かで私をそっと包んでくれてる…











< 31 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop