負けない!
Ⅰ幼少期
19××年


3人きょうだいの末っ子として、
私は産まれた。
何不住なく育ったのですが・・・・・


大阪中心地にある 幼稚園に入園した私・・・
ここから、悲劇がおころうとは まだ、この頃は分からなかった。


『キンコンカンコ~~ン』 鳴り響くチャイムの音。。。



晴れ晴れとした 晴天の下で、園児が
お遊戯をしたり 体育館で先生達と
遊んだりしている時です・・・



私にとって、気になる物がありました。
それは、とても 園児達に人気のある物で、
なかなか触れる事も
出来なっかた物でした。





小さいながら その人気者は、
とても輝かしく 高価な物に
みえていたのです。
この日は、偶然にも遊びに夢中に
なっていたのか、人気者のそばに
誰もいてなっかたのです



『チャン~~ス!!』



ワクワクしながら 私はその人気物に、
初めて触れたのでした。


『ド~レ~ミ~~』  『ド~レ~ミ~~』


そう、この人気物は、ピカピカとした
黒いグランドピアノ♪
   


『凄いなぁ~~なんて綺麗な音するんやろ~~』


ピアノを弾く事が出来なかったが、
触れる事によって、少し大人になった
気分に感じたのでした。








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