負けない!
~下校時間~


HRに、今日の体育の件で話し合った。

案の定、斉藤先生は見ていなくて、生徒の

言われるままだった。


「今日の、サッカーの時、金さんが、鼻血を出した件について
知ってる子?」


「はい!」


「中井くん」(三山の仲間)



「あれは、金さんが、こけて邪魔な場所にいて、たまたま三山君が蹴ったボールがあたっただけです。」


「そうなんですか?金さん?」



「違います、三山君が、しってあててきたんです。足を引っ掛けられて
こけたんです、その時に、三山君が、私めがけてボール蹴ってきたんです。」



「ちゃうわぁ 金が邪魔なとこに
おったからやぁ」



三山君がそうゆうと、三山の仲間達も、同じように合唱した・・・



「はい はいわかりました、話がつかないので今度又、話しましょう」

と言って、斉藤先生は、この話を終わらした。



「では、明日宿題忘れないように、掃除当番の人は、後ヨロシク」

と言って、先生は教室を出て行った・・・



"納得いかない、私が悪いんか?" と、
ふてくされてた・・・


< 16 / 82 >

この作品をシェア

pagetop