負けない!
突然、私の肩に激痛が走った・・・・


「痛っっっ・・・・」


ひろ子だった。

手に持っていたのは、たて笛・・・


”ちょ、ちょと・・・なんも

笛でどつかんでも・・・声かけたら

ええやん”


と、思った。



「あんた、何、人の話盗み聞きしてんのよ」


「いや、別に盗み聞きなんかしてないよ

階段下りようとしたら、皆がおってん・・・」


「それが、盗み聞きやねん!!」


ひろ子は、知って大きな声で言ってたので

金魚のフン達に、きずかれてしまった。


「どうしたん?どうしたん?」


「こいつ、又何かしたん?」


「あんなぁ~みれいが、あんたらの話

ここで、盗み聞きしてやってん」



「うそやぁ~ 」



「最低」



”どっちが、最低やねん・・・・




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