負けない!
金魚のフン達は、怒鳴った事で、

唖然とした様子だった。

私の、怒りがさほど驚いたのだろう、




「もう~こんな事やめようや!

誰も、悪い事してないやん!

それに、私・・みれいの顔なんて

叩かれへんし、皆なかようしようや!」


きよ子が言ってくれた。

きよ子の足が震えていた。



ひろ子は、何故か顔が、

真っ赤になっていた。




「はよ、するんかせんのか

どっちか決めろや!」



6年のわりには、ドスのきいた言葉・・・


私ながら、カッコよかった気がした。


きよ子と同じ足は震えていたが・・・・


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