佐々木物語。



〜翌日〜


「バンチョウ〜。おはよぅさん。」

「りな〜。チョーテンションあがってんぢゃん。」

「うん。佐々木に会えるんだよ?んなもん張りきるにきまってんぢゃん。」

「だよなっ。」

「うん。ちょっと駐車場みにいこ〜佐々木来てるかどうか見に行きたい」
「いーよ、佐々木来るの遅いからまだっしょ。」
「そーなの?運転姿がみれるやん」

「あっ佐々木来たよ??」

「えっ?恥ずかしい…」

うちは
佐々木を見るのが
恥ずかしかったから
隠れてしまった。


こんな自分がなさけないよ。


それに変わって
バンチョウわ……


「佐々木〜おっはよー」
……。
って手振っちゃってるし…。
佐々木が手ふりかえしてくれる訳ないぢゃん。

「あぁ〜佐々木手振ってくれた、りなもおはようってゆってみぃー?」

「無理やて。恥ずかしいもん…」

「ったく〜。りなわ乙女だなぁ〜」
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