刀と愛と。



花火大会がはじまる時間になった。



正之助とわたしは近くの高台の公園にきた。



「いいのか、こんな場所で」


「誰かに会うのいやだもの………ふ、二人でいいじゃない」


正之助は嬉しそうだった。




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