Shine-伝えたくて-

ピッ、ガランッ

「はぁ、疲れた。」


スポーツドリンクを
飲んでいると
男の人と目が、あった。

ペコっ

ん??
なんで、
あたしお礼されたんだ??
あたしの知り合いなのか??
まぁいいや。
一応、お辞儀しとかなきゃね。

ペコっ

そして、病室に戻ろとした時

「あの!!」

突然、呼び止められた。
それは、お辞儀をしてきた人だった。
近くで、見ると
そこらへんによくいる、
サラリーマン風の男性だった。


「先日は、
本当にありがとうございました。
なんと、お詫びを
申し上げればよいか……」

………ん??

「もしかして、
覚えておりませんか??」

よく分からんって顔をした
あたしにその人は、
あたしが、病院にいる経緯を
教えてくれた。


< 6 / 26 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop