『♂♀♂~男に挟まれた女?不良学年上等!~』



「どういうこと?」



「ここはそこそこ頭のいい奴も入る学園なんだよ。
でもな・・・今年は何故か不良みたいな奴しか合格してない。
俺らのような人間が気持ち悪いほどウジャウジャいんだよ」


そう説明したのは櫻庭で



「俺らとつるんでる馬鹿が50点以上なんてありえないんだよ」



そう言ったのは里中



「まぁ。入学しちまったのはしょうがない。
第一他の所は、誰かが手を貸して、50点以下になってたからな・・・見事に不合格だよ」



里中は私の腕を掴むと


二人のいるほうに引っ張った。





「お前にあんな事をしたのは、俺らの爺さんが用意した女かどうか、きちんと確かめるためだ」




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