『♂♀♂~男に挟まれた女?不良学年上等!~』
ーゾクゾクっ
「はっ!」
「どーした?
すげー顔青ざめてるけど?」
背中がゾクゾクする。
この感じ・・・。
「大丈夫。大丈夫だよ」
「何か自分に言い聞かせてるみたいだけどな」
櫻庭の言ったとおり
何も起こらないように。
私は願っていた。
ーピンポーンパーンポーン
「授業中失礼する。
俺の名前は咲薔薇透(さきばらとおる)
聖歌。
校長室まで来てもらおうか」