訳あり少女と暴走族
〜海里side〜
当時中学2年
俺には大切な女がいた。
その頃は族に入ってなかった。
俺は顔がよかったため、女子に人気だった。
でもみんな顔しか見てくれず、俺自身を見てくれなかった。
でも・・・きちんと俺自身を見て好きだと言ってくれた女がいた。
名前は五十嵐美和(イガラシミワ)
2ヶ月程前に、道端にいた捨て猫に話し掛け微笑んでいたの俺を見て
優しい人なんだなって思ったらしい。
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