訳あり少女と暴走族



〜海里side〜



当時中学2年

俺には大切な女がいた。
その頃は族に入ってなかった。



俺は顔がよかったため、女子に人気だった。
でもみんな顔しか見てくれず、俺自身を見てくれなかった。



でも・・・きちんと俺自身を見て好きだと言ってくれた女がいた。



名前は五十嵐美和(イガラシミワ)



2ヶ月程前に、道端にいた捨て猫に話し掛け微笑んでいたの俺を見て
優しい人なんだなって思ったらしい。






.
< 102 / 286 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop