先生へ⌒最後の手紙




好きって気持ちは
止まることを
知らんくて……

ただただ
大きくなるばかりで…

辛かった。

叶わん恋やって
思いたくなくても
やっぱり心のどっかで
わかってたから…。

私のこの気持ちは
伝えることもできんまま
終わってくんやって
思ったら…

夜になると
泣かずには
いれへんかったんよ?

すきや

だいすきや

先生だいすきや

言葉にすればするほど
涙は止まらんくてな?


夜になって
ひとり真っ暗な部屋の
ベットの中で

届かん想いを
ひたすら吐き出すん。


辛くて辛くて
ほんまこのまま
死んでまうん
ちゃうやろかって……

本気でそう思ったよ?



想いを伝えれる相手に
叶う望みのある相手に
恋してる周りの友達が

本気で羨ましくて…

そやからって
先生すきなんは
やめれんくてな…?

辛くても
先生って立場でも

すきなんは
やめれへん……

先生には
迷惑な話やな。


こんなに好きになってもて
ごめんやで先生…。




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