先生へ⌒最後の手紙
先生がギターをさげて
教室に入ってきて
弾き語りしてくれた。
ゆずの
"栄光の架橋"
いつも聴いてた声で…
知らん間に
大好きになってた声で…
あの歌‥
あの歌詞‥
泣くなって言うほうが
無理やで。
それでも先生の歌を
涙流して聴いてたのは
私だけやった。
━もう駄目だと全てが嫌になって
逃げ出そうとしたときも
思い出せばこうして
たくさんの支えの中で
歩いてきた━
ゆずのこの歌は
まさに私と重なって…
ほんまに逃げ出したいときも
辛くて怖くて
壊れそうなときも
ずっとそばにいてくれた…。
支えてくれた。
私のだいすきな先生…。
もうそれが…
今日でなくなるんやね。
信じれん…。
信じたくないよぉ…。
こんな現実…
受け止めてることなんて
できないよ……先生…。