先生へ⌒最後の手紙




あの日の帰り道
えらいのなんか
気にならんくらいに

どきどきした。

顔がゆるんだ。

私多分
気持ち悪かったわ~…

先生のせいやでな?


でも…

いつも自転車で走ってる
見慣れたはずの道が
あの日は何だか
きらきらして見えたんよ?

全てが笑ってるように
見えたんやから。


先生のおかげやな。




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