宇宙の果て
は じ ま り
綺麗な星‥
広がってる、どこまでも
脳裏に焼き付いてる
大量の星達が
身体をゾクッとさせた
「すみません、お客様?」
「あ‥」
気付くと、
見てた天井は真っ白になっていて
辺りは明るくなっていて
私を見下す20代後半くらいの男性
「すみません、プラネタリウム
終了したんですが‥」
やってしまった。
視界に入った星を
脳に送り込んで
私はいつも綺麗な星に魅了され
余韻に浸ってしまう
どのくらい前に?
私が渋々尋ねると
「20分程、経ちました」
苦笑いで答える男性
恥ずかしさで赤面になった私に
優しく微笑んだ