ヒロイン 完
てか泉さん、何だいその格好は。
「泉さん泉さん」
「ん?」
ん?じゃなくて。美味しそうにビールを飲む前に……。
「服、着て下さい」
「えー」
えーって、幾つですかあなた。
上半身裸のままでてきた泉さん。目の行き場に困ります。
細いと思っていた体は意外にも筋肉がしっかり付いていて、しかも肩幅も広くがっちりしていた。
「奈緒ちゃん、ほんのり顔赤いよ」
「……」
近い。
近いっす。
ビール片手に隣に腰を下ろした泉さん。
「照れてんの?」
左手を伸ばし私の肩に回す。
「奈緒ちゃん?」
下から覗き込むように顔を近付かれた。
ハラリ。
「あ、」
「え?」
吃驚して声が漏れた
「泉さん泉さん」
「ん?」
ん?じゃなくて。美味しそうにビールを飲む前に……。
「服、着て下さい」
「えー」
えーって、幾つですかあなた。
上半身裸のままでてきた泉さん。目の行き場に困ります。
細いと思っていた体は意外にも筋肉がしっかり付いていて、しかも肩幅も広くがっちりしていた。
「奈緒ちゃん、ほんのり顔赤いよ」
「……」
近い。
近いっす。
ビール片手に隣に腰を下ろした泉さん。
「照れてんの?」
左手を伸ばし私の肩に回す。
「奈緒ちゃん?」
下から覗き込むように顔を近付かれた。
ハラリ。
「あ、」
「え?」
吃驚して声が漏れた