【短】会長のヒミツ
「ねぇ岡崎さん」
会長は真剣な眼差しで言った。
「もしかして 別人格の私に会っちゃった?」
「え?別人格の自分がいるって
知ってたんですか?」
「もちろんよ。
でも知っているのは生徒会の人たちだけ。
自分でも気をつけてはいるんだけど・・・・。
本当は岡崎さんに手伝って欲しくはなかったの。
迷惑がかかりそうだと思って。
でも大丈夫だって思っちゃった。
何かごめんなさい」
え?
何で謝るのか?
会長は何も悪くはない。
じゃあ誰がと聞かれてもよく分からないが・・・・。
男会長はとても強引だから大変だけど
さっきみたいに殴っちゃえばどうってことない。