【短】会長のヒミツ
麻紀が唖然していたとき
会長は抱えていた差し入れを床に落とした。
(大変だ!!)
察知した麻紀は猛ダッシュで会長の元へ。
30mぐらい離れていたが
麻紀は4秒ほどで会長の所へ移動し、
一緒に差し入れを拾ってあげる。
「あ ありがとう」
会長は笑顔で麻紀にお礼を言う。
何だかとても癒される。
「ねぇせっかくだから生徒会室に来ない?
お礼においしいお茶をご馳走してあげるよ」
「え!本当ですか!?」
夢のような話ではないか。
これは遠慮せずにはいられない。
麻紀は差し入れを半分抱えて
生徒会室に行く。