−*初カレ*−
『私は同じく3組の藤咲姫華。よろしくねっ、岡野くん!!』


私も手を差し出し岡野くんと握手した。


「おう!!俺の事は優哉って呼んでくれっ。」


『分かった。私も姫華で良いよ♪』


「分かった♪じゃあ姫華って呼ぶな!!」


『うんっ』




私達はお互い仲良くなり、連絡先を交換してから別れた。






私は校門で待っている幸江のところまで走って行った。


咲人はバスケ部に所属している為、今日も部活があるから一緒には帰れない。


そういえば優哉くんもバスケ部だったような。
今度咲ちゃんに聞いてみよ♪




姫華と幸江は隣に並びながら一緒に帰った。




私は帰宅すると、自室に行き制服から部屋着に着替えた。


『あっさっちゃんに彼氏が出来た事言ってないっ』


私は早速さっちゃんにメールを打った。
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