−*初カレ*−
「まだ岡野くんのこと諦めきれないけど、友達になってもらえたら諦められる気がします!!」
友達……か……。
「分かった。友達になろう。」
「ありがとう!!」
「確か西山だよな?」
「うん!!」
一応同じクラスだから名前くらいは知っていた。
「……好きになってくれてありがとう。」
俺がそういうと「はいっ」と女の子が言って、綺麗な涙を流した。
俺はポケットティッシュを出し、「使って。」と言い、教室を後にした。
体育の時間
大好きなバスケなのに、上手くいかない。
気持ちをぶつけるようにリングにシュートしていても…入らない。
まるで俺の今の気持ちを表しているようだ。
体育が終わり、姫華がタオルを持ってきてくれた。
なんだか姫華の顔を見ているのが辛くて…つい拒否してしまった。
何やってんだよ俺…。
身体が姫華を避けているんだ。
ついさっき告白してきた女の子が渡してきた飲み物を受け取ってしまった。
貰ったペットボトルをギリッと握りしめる。
友達……か……。
「分かった。友達になろう。」
「ありがとう!!」
「確か西山だよな?」
「うん!!」
一応同じクラスだから名前くらいは知っていた。
「……好きになってくれてありがとう。」
俺がそういうと「はいっ」と女の子が言って、綺麗な涙を流した。
俺はポケットティッシュを出し、「使って。」と言い、教室を後にした。
体育の時間
大好きなバスケなのに、上手くいかない。
気持ちをぶつけるようにリングにシュートしていても…入らない。
まるで俺の今の気持ちを表しているようだ。
体育が終わり、姫華がタオルを持ってきてくれた。
なんだか姫華の顔を見ているのが辛くて…つい拒否してしまった。
何やってんだよ俺…。
身体が姫華を避けているんだ。
ついさっき告白してきた女の子が渡してきた飲み物を受け取ってしまった。
貰ったペットボトルをギリッと握りしめる。