−*初カレ*−
涙が目から溢れだし、頬を伝う。
『私なにかした?優哉くんが私の嫌いな部分指摘してくれたら直すもんっ、だから別れるなんて言わないで!!』
「……。」
『優しくて真っすぐで、私を好きって言ってくれた優哉くんが大好きなの……。』
涙を流しながら、絞りだすように言葉を伝えた。
私は暖かい温もりに包まれた。
抱きしめられている……?
「初めて言ってくれた……。」
『……え?』
「俺の事、“好き”って言ってくれた……。」
『……。』
優哉くんの呼吸が耳元で聞こえる。
そういえば初めて優哉くんに気持ちを伝えた気がする。
だって、付き合ったばかりは友達感覚だったし、自分の気持ちが分からなかったから。
「俺…嫉妬してたんだ。相馬と姫華の弟に。」
咲ちゃんとりっちゃんに?
「姫華見てたら、必ず相馬達が側にいるだろ?羨ましいのと同時に憎らしかった…。」
『……。』
『私なにかした?優哉くんが私の嫌いな部分指摘してくれたら直すもんっ、だから別れるなんて言わないで!!』
「……。」
『優しくて真っすぐで、私を好きって言ってくれた優哉くんが大好きなの……。』
涙を流しながら、絞りだすように言葉を伝えた。
私は暖かい温もりに包まれた。
抱きしめられている……?
「初めて言ってくれた……。」
『……え?』
「俺の事、“好き”って言ってくれた……。」
『……。』
優哉くんの呼吸が耳元で聞こえる。
そういえば初めて優哉くんに気持ちを伝えた気がする。
だって、付き合ったばかりは友達感覚だったし、自分の気持ちが分からなかったから。
「俺…嫉妬してたんだ。相馬と姫華の弟に。」
咲ちゃんとりっちゃんに?
「姫華見てたら、必ず相馬達が側にいるだろ?羨ましいのと同時に憎らしかった…。」
『……。』