−*初カレ*−
「相馬や弟は幼なじみだから姫華の事をなんでも知ってる。だけど俺は何も知らない……。
自分が惨めになって、悲観的になって、姫華の事避けてた……ごめん。」
『……良かった…。』
私は顔を上げ、優哉を見据えた。
『“別れる”なんて言われたらどうしようかと思った。』
「俺がそんなこと言うわけないだろ?」
『だって…この前女の子といたし…私の事避けるし…。』
私だって嫉妬してた。
優哉くんは自分だけを見てくれてるって思っていたから。
嫉妬してる事で自分の気持ちに気付いた。
優哉くんが“好き”ってことに。
「あの女の子は俺に告ってきた子だよ。」
『え!?』
「もちろん断ったよ。」
『良かったー…。』
私は安堵し、胸を撫で下ろした。
「改めて言うよ…。」
『??』
「姫華が好きだ。」
『えっ////』
いきなりは反則だよ////
顔がボッと火が付いたように熱くなった。
自分が惨めになって、悲観的になって、姫華の事避けてた……ごめん。」
『……良かった…。』
私は顔を上げ、優哉を見据えた。
『“別れる”なんて言われたらどうしようかと思った。』
「俺がそんなこと言うわけないだろ?」
『だって…この前女の子といたし…私の事避けるし…。』
私だって嫉妬してた。
優哉くんは自分だけを見てくれてるって思っていたから。
嫉妬してる事で自分の気持ちに気付いた。
優哉くんが“好き”ってことに。
「あの女の子は俺に告ってきた子だよ。」
『え!?』
「もちろん断ったよ。」
『良かったー…。』
私は安堵し、胸を撫で下ろした。
「改めて言うよ…。」
『??』
「姫華が好きだ。」
『えっ////』
いきなりは反則だよ////
顔がボッと火が付いたように熱くなった。