−*初カレ*−
「ヨッシャーーッ!!!!」


『わッ』


俺は大声を上げ、拳を上に上げた。


その行動に藤咲姫華は吃驚し後ずさった。




「あッゴメンッ」


『ううん大丈夫。』


藤咲姫華はニッコリと微笑み、クスクスと笑っていた。


なんか恥ず////


だって嬉しくてつい…さ。




そういえば、


「あっ俺の名前知ってる?」


『…………ゴメン…知らない。』


俺は一気にテンションが下がった。


「だっだよね……でも俺達去年も今年も同じクラスなんだよ?」


俺の存在薄ッッ


でも改めて自己紹介しなきゃなッ


「俺は2年3組の岡野優哉。バスケ部所属っよろしく!!」


俺はニッと笑い、片手を差し出した。


『私は同じく3組の藤咲姫華。よろしくねっ岡野くん!!』


藤咲姫華は自己紹介すると握手をしてくれた。
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