−*初カレ*−
「なに?」




キーンコーンカーンコーン♪




―ガラッ


「はーい席につけー。」


今から話そうという時にチャイムがなり、宏ちゃんが入ってきた。




『また後で話すね。』


「うん、分かった。」


私達は席につき、前を向いて先生の話を聞いた。






お昼休み


「なぁ、一緒に食べていいか?」


優哉は購買で買ったであろうパンを数個持って私の席まで来た。


『うん、良いよ〜
さっちゃんもいるけど良い?』


「おう。俺もダチがいるけど良いか?」


『うん!みんなで食べよう♪』


私達が話している時に丁度幸江がお弁当を持ってやってきた。


「姫華〜お腹空いた〜♪」


『あっ、さっちゃん♪優哉くんとその友達もいるけど良い?』


「え?別に良いわよ?」


『ありがとう。』


私はそういうと、4人分の机をくっつけた。




「わりぃっ、遅くなったっ」


私達の方に走ってきたのは長身でいかにもスポーツしてますって感じの人だった。
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