−*初カレ*−
『気をつけて帰ってね。バイバイ♪』
「ちょっと待って!!」
『えっ?』
優哉は姫華を足止めし、姫華に近付いた。
優哉は姫華の両肩に手を置き、腰を屈むとチュッと姫華の額にキスを落とした。
『ふぇ?////』
「いやっあのっこれはっ/////」
いきなり優哉は自分がした事に対して焦りだした。
「えと…////また明日なっじゃっ」
優哉はそう言うと風のごとくピューッと走り去っていった。
私は優哉が口づけた額に手で触れた。
なんだかそこだけ、じんわりと熱を帯びていた。
優哉が走り去った後を見つめ、トクントクンと鳴る胸を抑えた。
姫華の中で感じた事の無い感情が芽生え始めていた。
姫華の様子を家の窓から見ていた者がいた。
「…どういうことだよ…。」
李苑だ。
李苑は自室の窓から優哉と姫華の様子を見ていたのだ。
姫華が頬を赤くし、額を抑えている姿を李苑は拳を握りしめ、ずっと見つめていた。
***
「ちょっと待って!!」
『えっ?』
優哉は姫華を足止めし、姫華に近付いた。
優哉は姫華の両肩に手を置き、腰を屈むとチュッと姫華の額にキスを落とした。
『ふぇ?////』
「いやっあのっこれはっ/////」
いきなり優哉は自分がした事に対して焦りだした。
「えと…////また明日なっじゃっ」
優哉はそう言うと風のごとくピューッと走り去っていった。
私は優哉が口づけた額に手で触れた。
なんだかそこだけ、じんわりと熱を帯びていた。
優哉が走り去った後を見つめ、トクントクンと鳴る胸を抑えた。
姫華の中で感じた事の無い感情が芽生え始めていた。
姫華の様子を家の窓から見ていた者がいた。
「…どういうことだよ…。」
李苑だ。
李苑は自室の窓から優哉と姫華の様子を見ていたのだ。
姫華が頬を赤くし、額を抑えている姿を李苑は拳を握りしめ、ずっと見つめていた。
***