−*初カレ*−
姫華が次に目を移したのはお菓子コーナー。




クッキーやチョコレートなど、様々な形をしたお菓子が販売されていた。




よし、みんなにお土産として買っていこう。




私は買い物カゴを持ってくると、数を数えながらお菓子を入れていった。




『さっちゃんと〜咲ちゃんと〜りっちゃんと〜…。』




お会計を済ませて、お土産屋を出ると、優哉が待っていた。




『遅くなってゴメンネ。つい買い込んじゃって。』


「大丈夫だよ。じゃあ、ちょっと疲れたと思うからカフェで休む?」


『いいの?』


「うん。」




優哉くんは凄いな。
私がちょっと歩き疲れてる事に気付いてる。




私達は手を繋ぎ直し、優哉に付いて行った。








水族館を出て、向かった先はショッピングモール。


まず入り口付近にあるクレープ屋さんに入った。
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