Lonely girL / プラトニック・キス
あきらかに浮いている男がいた。

しょぼい中に、
たった一人いるようなイケメン。

ん?それほどイケメンじゃないか。
服とかけっこうかっこいいからそう見えるんだ。

真由は心の中でそう思った。

髪はツイストがかったパーマで
ワックスで立てていた。
アバクロの黒いTシャツをちょっとだけルーズに
デニムと合わせて・・・

服装まじかっこいい。

真由はマイに向かって小声でそう言った。

「う~~ん。」
マイは薄笑いを浮かべて首をかしげた

マイは大人っぽいおしゃれ系が好きなのだ。
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