Lonely girL / プラトニック・キス
「クラブ行くでしょ?
渋谷のクラブでイベントあるからさ♪
VIPで入れてもらえるから行こうよ~~!!」

次の日学校の教室で、
マイが元気に言ってきた。

前に言っていたゴールデン・ウィークの話


「あ~~。いいよ~~。行く行く!」

「真由だったら彼氏なんてそこでソッコーできるよ」

そう言ってマイは真由にポッキーを差し出した。
「サンキュ」
真由は1本もらうとぽりぽり食べた。

「あ、今日さ、あたし撮影なんだ!
だから授業終わったらソッコー帰るね。」

「お~~。何?ランズキ?アゲハ?」

「アゲハだよ~。
衣装自前だからかなり面倒なんだけど!
今回で終わりにしたいんだ。」

かわいくてスタイルも良いマイは
相変わらずモデルの声がかかっていた。

本人は結構なめんどくさがりや・・・
その気持ちわからないでもないな~。

「ま、頑張れ~~!
放課後は一人でいるから平気だよ♪」
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