Lonely girL / プラトニック・キス
「今日は、マイちゃんいないから?」

「あ~~ね~。うん…。

マイいないしね・・・やることないから。」


「そっか。」
そう言って智子はお菓子を真由の机の上に
4つ置いた。

「あたし、マイちゃんとは席が近いから
今日ちょっと話したんだ。」

「そうなんだ~。」
真由は愛想笑いを浮かべる。


「今度アドレス交換してね♪」

そういって智子は教室の反対側にいる
自分の友達(正統派美少女軍団!)のもとへ
戻っていった。


美少女軍団は
真由のほうを見ている。


微妙~~~!!
なんなの??感じ悪いな~あいつら。

真由は再び雑誌をめくり始めた。
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