Lonely girL / プラトニック・キス
クラブ
「で?で?」
マイが教室で大きな声で言う。
みんなこっちを見る。
「でって…。ただこんだけ。」
真由は昨日もらった紙を開いて見せた。
「ただのフライヤーだよ。」
そう、昨日雄からもらった紙には
別にメールアドレスが書いてあるわけでも、
電話番号が書いてあるわけでも、
ましてや次に逢う約束が書いてあるわけでもなく、
ただのクラブイベントのちらし
いわゆる『フライヤー』だった。
「え~~!!??
なんも書いてなかったの??」
「うん…。」
もらった時は本当にドキドキした。
けど、開いてみると、そこには何も書いていなかった。
アドレスくらい書いてあってもいいのに…。
期待した真由は憮然とした。
そのことを今、登校してきたマイに報告した。
マイが教室で大きな声で言う。
みんなこっちを見る。
「でって…。ただこんだけ。」
真由は昨日もらった紙を開いて見せた。
「ただのフライヤーだよ。」
そう、昨日雄からもらった紙には
別にメールアドレスが書いてあるわけでも、
電話番号が書いてあるわけでも、
ましてや次に逢う約束が書いてあるわけでもなく、
ただのクラブイベントのちらし
いわゆる『フライヤー』だった。
「え~~!!??
なんも書いてなかったの??」
「うん…。」
もらった時は本当にドキドキした。
けど、開いてみると、そこには何も書いていなかった。
アドレスくらい書いてあってもいいのに…。
期待した真由は憮然とした。
そのことを今、登校してきたマイに報告した。