Lonely girL / プラトニック・キス
「よろしく~!
あたしヒカリ。小学校からマイと一緒なの。
真由ちゃん雑誌でよく見るよ。」

VIPルームに通された真由とマイは
そこにいたヒカリと会った。

マイがヒカリを真由に紹介すると
ヒカリは調子よくそう言った。

「彼氏会った?ケンゴ。」

「会った会った。入り口んとこにいたよ。」
マイとヒカリが話す。

「ヒカリ、雄君知ってる?

なんかケンゴっちのこと知ってたんだよ。
うちの学校の定時でさ。
真由誘ったんだよね~。」

マイが今までのいきさつをヒカリに説明した。

「あ~。
会ったことあるくらいだよ。
センス良いよね♪

何?真由ちゃん雄君と良い感じなの??」

いきなりそう聞かれて真由は動揺を隠せずに
「ぜんぜん。ぜんぜんだよ。」
と笑ってごまかした。
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