Lonely girL / プラトニック・キス
「真~~~由~~!!
雄君回してるよ!!
てか、二人だけで話してどうだった??」
マイとヒカリの声は
もう耳に入っていなかった。
DJブースから雄がかける音楽が
大音量で流れてくる。
すぐ近くでは
さっきのひぃが友達と
「これあたしの好きな曲なんだ~♪」
と、はしゃいでいる。
全ての音が真由の耳には入らなかった。
フロアに馴染むスタイルをしていても、
真由はまるで電柱のように突っ立ったままだった。
ぎゅっと紙コップを握り締めながら、
血液が逆流する感覚に耐えて、
立っていた。
夜も23時を回り
初めてのお酒の若干酔って、
眠たい目をこすりたい衝動に負けないように
目を開いて立っていた・・・
DJブースの中にいる雄を見つめながら。
雄君回してるよ!!
てか、二人だけで話してどうだった??」
マイとヒカリの声は
もう耳に入っていなかった。
DJブースから雄がかける音楽が
大音量で流れてくる。
すぐ近くでは
さっきのひぃが友達と
「これあたしの好きな曲なんだ~♪」
と、はしゃいでいる。
全ての音が真由の耳には入らなかった。
フロアに馴染むスタイルをしていても、
真由はまるで電柱のように突っ立ったままだった。
ぎゅっと紙コップを握り締めながら、
血液が逆流する感覚に耐えて、
立っていた。
夜も23時を回り
初めてのお酒の若干酔って、
眠たい目をこすりたい衝動に負けないように
目を開いて立っていた・・・
DJブースの中にいる雄を見つめながら。