ひとつになりたくて
そっとベッドに押し倒し、彼女の目を真っ直ぐ見つめる。

トロンとした目で俺を見る彼女の口元がほほ笑んだ。

大丈夫。

俺の気持ちと彼女の気持ちは一緒。

そう確信する。

チュッとリップ音を鳴らしキスをしてから彼女の首元に顔を移動させた。

一瞬強張る彼女。

「大切にするから」

耳元で囁くと小さく頷く彼女。

左手で彼女の右手を取り指を絡ませた。

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