一番近くの君へ。
エピローグ
────♪♪
お気に入りのラブソング。
カーテンからは眩しいくらいの光…
これならいつまででも寝ていられそう…
「ふわぁ〜…今、何時、」
ん??
んん??
7時50分!!?
「お母さんってば、どうして起こしてくれないのー??」
「何度も起こしたわよ。あんたが寝てるって言ったんでしょ?」
あたしは急いで準備をして、冷蔵庫のバナナ豆乳を手に取った。
そんなあたしを見て、お母さんは呆れたようにため息をこぼす。